- 新型コロナ流行下だけど、海外に行かないと…
- 新型コロナ禍での海外渡航の手続きってコロナ前とどう違うの?
2021年12月末、わたしは妻と結婚式をするため、アメリカに渡航しました。
その時の実体験を踏まえ、この記事では
新型コロナ禍に海外渡航が必要な人に向けた、
渡航時の一連の流れと注意点について
日本〜アメリカ本土の渡航を例にお伝えします。
海外渡航時の一連の流れと注意点(日本〜アメリカ本土の例)
海外渡航時の一連の流れ(日本〜アメリカ本土の例)は次のとおりです。
※ここでは自分で意識的にしないといけないことに着目。
現地に入国時に受けるPCR検査など、自分では忘れていても問題ないものは省略します。
【海外渡航時の一連の流れ(日本〜アメリカ本土の例)】
- PCR検査、陰性証明書の交付 in 日本
- ワクチン接種証明書の交付
- フライト(日本〜アメリカ本土)
- PCR検査、陰性証明書の交付 in アメリカ
- フライト(アメリカ本土〜日本)
- 隔離 in 日本
※フライトの予約や査証の発行も国によって状況が違うため、割愛します。
ここからは注意点含め、順番に見ていきます。
①:PCR検査、陰性証明書の交付 in 日本
アメリカ行きの飛行機に搭乗するには
フライトに搭乗する1日前にPCR検査を受け、
新型コロナウイルスにかかっていないことを
証明する陰性証明書を持っている必要があります。
極力料金を抑えたい方であれば、フライト搭乗前日に
PCR検査を受け、陰性証明書を受け取るのがおすすめ。
時間に余裕のない方は、空港で午前中検査・夕方発行もできます。
【参考】東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニック:
なお、アメリカ本土への入国には
証明書のフォーマットが決まっています。
【参考】外務省 有効な『出国前検査証明』フォーマット
※国によってはフォーマットが違うので、注意してください。
時々刻々と情報も変わっています。
下記のウェブサイトなどを参考に、
あなたの渡航先についての情報を調べてみましょう。
【参考】各国の新型コロナウイルスPCR検査陰性証明書に関する規定 (株式会社 日本橋夢屋HP)
②ワクチン接種証明書の交付
- 米国市民
- 米国永住者
- 移民ビザ所持者
上記以外の方は、アメリカ行きの飛行機に搭乗する前に、
新型コロナウイルスワクチン接種を完了した証明を提出する
必要があります。
例外が認められるのは現時点で次のとおり、非常に限られています:
- 18歳未満の子供
- 医学的にワクチンの接種が不可能な方
- 緊急の渡航者で、適時にワクチン接種を受けることができない人
③:フライト(日本〜アメリカ本土)
上述①・②の準備が整って、
ようやくアメリカ行きのフライトへ搭乗できます。
今回の渡航は年末年始ということもあり、
飛行機全体で100人くらい乗っていました。
それでも周りを見た感じ
”3列シート1つあたり1人の乗客”
という程度だったので、
コロナ前と比べるとまだまだ少ない印象です。
④:隔離 in アメリカ
アメリカ本土では隔離はありませんでした。
ただし、州によっては新型コロナへの厳しさが違うようなので、
各州のHPから調べてみてください。
⑤:PCR検査、陰性証明書の交付 in アメリカ
アメリカから日本に帰国する際も
アメリカ出国前72時間以内にPCR検査を受け、
陰性証明書を携帯している必要があります。
今回の渡航では
本当にこのPCR検査、
陰性証明書の交付に苦労しました。
アメリカ滞在中にもコロナ感染者が増え続け、
検査キットの需要が高まりすぎて
陰性証明書を即日発行できる検査場所が
本当に見つからなかったんです。
1月末時点の日本もPCR検査キット売り切れなど、
似たような状況になりつつありますね…
もう少しで帰りの飛行機への搭乗を諦めるところでしたが、
なんとか地元の小さな診療所でPCR検査の受診・陰性証明書の発行を受けられました…
感染の拡大している地域に行くときは、帰国72時間以内の範囲で
2〜3日前のPCR検査の受診、陰性証明書の発行を強くおすすめします!
ちなみに、日本入国時も陰性証明書のフォーマットがあるので、
所定のフォーマットを活用するようにしましょう。
【参考】検査証明書の提示について(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html
⑥:フライト(アメリカ本土〜日本)
帰りの便も往路同様、飛行機全体で100人くらいは乗っていたと思います。
コロナ禍とはいえ、やはり年末年始は人の移動の需要が絶えないですね。
⑦:隔離 in 日本
渡航前は隔離期間が10日や3日に縮まった時期もあったものの、
オミクロン株の影響で、日本到着後の隔離期間は14日間
(うち3日間は政府指定の宿泊施設で隔離)でした。
オミクロン株の潜伏期間が短いため、1月末現在では10日間に短縮されています。
公共交通機関を使えないため、隔離期間を過ごす場所までのアクセス方法と
隔離期間を閉じこもって乗り切るための食事について考えておく必要があります。
このうち、食事については食材宅配サービスがおすすめ。
こちらの記事で紹介しています。
コロナ禍の海外渡航の感想
新型コロナ禍の海外渡航をして思ったことは
金銭面が高い。
・航空費値上り分、
・PCR検査・陰性証明書発行費、
・隔離場所までの移動費、
・【自家用車で隔離場所まで移動の場合】空港の駐車場代
など、
”コロナ前+10万円”
はかかったと思います。
この記事が
コロナ禍での海外渡航を控えている方に
少しでもお役に立てることを願っています。