【初心者必見】NISA・つみたてNISA・ideCoの違い

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投資を始めてみたい、でもどうやったらお得に効率的に投資できるの?

この記事はこんなあなたに特におすすめ:

  • 投資が必要なのはわかったけど、具体的に何から始めれば良いの?
  • どうせ始めるならお得に投資を続けたい
  • 投資初心者で投資について知りたい
  • NISAやつみたてNISA、IdeCoってよく聞くけど、どう違うの?
目次

【制度の肝】税金って?

  • NISA
  • つみたてNISA
  • IdeCo

解説の前にキーポイントの

税金についてのお話。

記事の結論が知りたい人は、

この章は読み飛ばしてください。

一般に会社員として働いている人が

払う税金は

  1. 所得税
  2. 住民税

の2つがあります。

所得税

所得税は稼いだ金額によって変わってきます。

例えば、年収400万円の場合。

所得税は1年で、37万2千5百円

1年でおよそ40万円かかっているんですね。

400万円(年収)×20%ー427,500(控除)=372,500(所得税の年額)

所得税の速算表

所得金額 税率 控除額
~195万円 5% 0円
195万円~330万円 10% 97,500円
330万円~695万円 20% 427,500円
695万円~900万円 23% 636,000円
900万円~1800万円 33% 1,536,000円
1800万円~4000万円 40% 2,796,000円
4000万円~ 45% 4,796,000円

住民税

住民税も所得税と同じ。稼いだ金額によって変わってきます。

例えば年収400万円の場合、住民税は1年間に40万円かかっています。

400万円(年収)×10%=400,000(住民税の年額)

投資しながら節税できるたった2つの方法

年収400万円の例で試算すると

1年間におよそ合計80万円(77万2千5百円)

税金で引かれることがわかりました。

改めて税金を知ると

「そんなにっ…」

って衝撃を受ける人、多いと思います。

そんなとき、

投資しながら節税できる方法がある”

と聞くといかがでしょうか?

やってみたくないですか?

それが、『IdeCo(イデコ)』と呼ばれる制度です。

『IdeCo(イデコ)』

IdeCo(イデコ)は『個人型確定拠出年金』とも呼ばれ

毎月自分で決めた金額を所得(稼いだ金額)から天引きして運用する制度

IdeCoには2つの特徴があります。

特徴1:節税効果がある

稼いだ金額から天引き、税金がその後かかるので、結果節税に。

例えば年収400万円で、IdeCoで月々1万円拠出・運用した場合

  • 400万円(年収)-1万円(IdeCoへ)×12カ月(1年)=388 万円(IdeCoへ拠出後の所得)
  • 所得税:388万円(所得) × 20% ー 427,500(控除) = 348,500(所得税の年額)
  • 住民税:388万円(所得) × 10% = 380,000(住民税の年額)
  • 合計:72万8千5百円

先ほど何もしなければ、税金で77万2千5百円引かれたのを

毎月1万円投資しつつ、

4万4千円、税金が少なくなっています。

税金をおさえつつ、

年間で12万円の投資

できることもうれしいですね。

特徴2:60歳まで引き出せない

良いことづくめに見えるideCo(イデコ)。

デメリットがこちら。

一度IdeCo(イデコ)に掛け金を入れると

60歳まで引き出せないので

お金の流動性の面では劣ります。

お金の流動性とは…

自分の好きなタイミングで、好きなようにお金を動かせるかどうかということ

裏を返せば、年金2000万円問題が叫ばれる今の世の中。

半ば強制的に老後への備えができる仕組みがつくれるので

  • 「全然貯金ができてないよー」
  • 「今をお得に生きつつ老後にも備えたい」

って人は、IdeCo(イデコ)を活用しない手はないと思います。

『NISA(ニーサ)』『つみたてNISA』

IdeCo(イデコ)は掛け金を60歳まで引き出せず、

お金の流動性の面では劣る、ということにふれました。

「老後は安泰でも今生きるお金も大事!」

って人、多いと思います。

わたしも大賛成です。

そこで流動性がありつつ、節税できる投資制度を紹介。

それが

  • NISA(ニーサ)
  • つみたてNISA

といわれる制度です。

メリットは、”投資で得られた利益(運用益)が非課税になる”こと。

一般に、投資で利益を得た場合は

20.315%の税金がかかりますが、

これがゼロになります。

例えば、投資で100万円の利益が出た場合、

通常は20万円程度が税金で引かれます。

『NISA』『つみたてNISA』ではこれが無いんですね。

お得ですよね。

NISAとつみたてNISAの違いは下表の通り:

NISA vs つみたてNISA

NISA つみたてNISA
利用できる人 日本に住む20歳以上 日本に住む20歳以上
投資できる期間 5年間 20年間
年間投資できる上限金額 120万円 40万円
投資対象商品 株式、ETF、REIT、投資信託 金融庁の基準を満たすETF、投資信託
投資方法 一括買付(積立) 積立のみ

大きな違いとしては、

NISAの方が

  • 投資商品の選択肢が広い
  • 投資できる期間が短く、上限金額が大きい

といったところ。

  • 手元に投資に回せる余裕資金が十分あって株式投資に興味がある人 ▶️ 『NISA』
  • 毎月少しずつでも投資に回したい、でも『IdeCo』みたいにお金の流動性に欠けるのは嫌だな、って人 ▶️ 『つみたてNISA』

をおすすめします。

ちなみにわたしは『つみたてNISA』をやっています。

【NISA vs つみたてNISA vs IdeCo】結局どれを始めればいいの?

わたしのおすすめは

  • 収入から納める税金をできる限り節税したい人、老後に備えたい人 ⇨ IdeCo
  • 毎日少しずつ投資、お得に投資を続けたい人、お金の流動性は欲しい人 ⇨ つみたてNISA
  • 手もと資金に余裕があって、株式投資に興味がある人、お金の流動性は欲しい人 ⇨ NISA

です。

わたしたちの気づかないところで

実は税金がいっぱい引かれている事実を知ることが

まずは自由になるための一歩です。

賢く節税しながら継続的に投資を続けて、

自由に一歩近づきませんか?

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この記事を書いた人

2022年5月。6年間続けてきた会社を退職。
滋賀県に移住して以降、滋賀県在住の映像クリエイターとして滋賀の魅力を発信しながら
・滋賀発、デジタル系の人材育成を目的とした教室
・滋賀ならではの”モノ・コト・トコ”を拠り所にしたイベント
・農業
と、半農半Xな生活をしています。

また、妻がアメリカ人のため、ブログでは
・アメリカ人の妻との日常生活で得られた何気ないつぶやき
も発信中です。
よろしくお願いします!

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