- 新型コロナ流行下だけど、海外に行かないと…
- 新型コロナ禍での海外渡航の手続きに注意点って何があるの?
2021年6月末にわたしの妻が
身内の事情で急遽アメリカの実家に帰省していました。
その時の実体験を踏まえ、この記事では
新型コロナ禍に海外渡航が必要な人に向けた、
渡航時の一連の流れと注意点について
日本〜アメリカ本土の渡航を例にお伝えします。
海外渡航時の一連の流れと注意点(日本〜アメリカ本土の例)
海外渡航時の一連の流れ(日本〜アメリカ本土の例)は次のとおりです。
※ここでは自分で意識的にしないといけないことに着目。
現地に入国時に受けるPCR検査など、自分では忘れていても問題ないものは省略します。
【海外渡航時の一連の流れ(日本〜アメリカ本土の渡航例)】
- PCR検査、陰性証明書の交付 in 日本
- フライト(日本〜アメリカ本土)
- 隔離 in アメリカ
- PCR検査、陰性証明書の交付 in アメリカ
- フライト(アメリカ本土〜日本)
- 隔離 in 日本
※フライトの予約や査証の発行も国によって状況が違うため、割愛します。
ここからは注意点含め、順番に見ていきます。
①:PCR検査、陰性証明書の交付 in 日本
日本からの出国・アメリカ本土への入国手続きには
出発前72時間以内にPCR検査を受け、新型コロナウイルスに
かかっていないことを証明する陰性証明書が必要です。
PCR検査を受け、陰性証明書が発行されるまで
1日は余裕をみておく方がおすすめです。
午前検査・夕方発行と即日対応もできるところもありますが、
金額が跳ね上がります。
なお、アメリカ本土への入国には
証明書のフォーマットは決まっていませんが、
陰性証明書が英語で書かれている必要があります。
※国によってはフォーマットが違っていたり、検査方法が
決められていたりします。
さらに時事刻々と情報も変わっていますので、
あなたの渡航先についての情報を調べましょう!
【参考】各国の新型コロナウイルスPCR検査陰性証明書に関する規定 (株式会社 日本橋夢屋HP)
②:フライト(日本〜アメリカ本土)
日本〜アメリカ本土のフライト。
妻の話によると、隣の席に人は座っておらず、
飛行機全体でも乗客30人くらいと
数えられる程度しか乗っていなかったそうです。
③:隔離 in アメリカ
アメリカ本土では14日の隔離期間が推奨されています。
ただし、理由によっては隔離期間を短くできるなど、
日本と比べると経済活動を再開している雰囲気があります。
【参考】Quarantine Guidance for COVID-19 (Minnesota dept of health)
https://www.health.state.mn.us/diseases/coronavirus/quarguide.pdf
ちなみに、ワクチンも
・Meijer
・Kroger
・Costco
といった
一般的なスーパーに入っている薬局でも
予約なしで、受けることができます。
さすがワクチン開発国!
おみそれしました…
④:PCR検査、陰性証明書の交付 in アメリカ
アメリカから日本に帰国する際も
アメリカ出発前72時間以内にPCR検査を受け、
陰性証明書を携帯している必要があります。
ここで注意すべきポイントが検査方法が明記されていること。
私の妻の陰性証明書には検査方法までは書かれておらず、
日本到着のその日に日本への入国ができず、空港のホテルで
隔離となってしまいました…
到着翌日、検査方法が書かれた陰性証明書をアメリカより
送ってもらい、再提示。
なんとか入国できました。
日本入国時は陰性証明書のフォーマットもあるので、
所定のフォーマットを活用すれば間違いないですね。
【参考】検査証明書の提示について(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html
⑤:フライト(アメリカ本土〜日本)
世界的に便数が減っているため、妻の選んだ便は
アメリカ本土で乗り継ぎが必要な旅程でした。
ちなみに、アメリカ本土内を結ぶ国内便はほぼ満席だったそうです!驚
⑥:隔離 in 日本
日本到着後の隔離期間は14日間。
こちらは先ほどのアメリカと異なり、義務。
ワクチンを打っていたとしても関係ありません。
え、ワクチンの意味… ^^;
注意点として、
隔離期間を過ごすことになる場所まで
公共交通機関を使わず行く必要があること。
それができなければ、ホテルで隔離期間を過ごすという選択肢もあります。
とはいえ、
14日間のホテル生活はお金も高いよー、
っていう人は
・隔離期間を過ごす場所までのアクセス方法
・14日間の隔離期間を閉じこもって乗り切る食事
について考えておく必要があります。
このうち、食事については食材宅配サービスがおすすめ。
こちらの記事で紹介しています。
【結論】コロナ禍の海外渡航は入念な事前準備を!
新型コロナ禍の海外渡航には今まで以上に入念な事前準備が必要です。
陰性証明書の準備はもちろんのこと、
金銭面も航空費だけでなくPCR検査費用など
今までかかってこなかった費用が必要になっています。
この記事がこれから海外渡航を控えている人にとって
少しでもお役に立てることを願っています。